ガラス系コーティングとガラスコーティングは、どちらが良いのか?

ガラスコーティング親水イメージ

2種類の違いをお伝え致します。
コーティング剤に有機物が含まれていないコーティング剤をガラスコーティング(無機溶剤)と呼んでおり、ガラス系コーティングには、フッ素やシリコン・油性分等の「有機溶剤」が含まれています。

有機溶剤と無機溶剤

一般的なガラスコーティング、いわゆるガラス系コーティングはコーティング剤の濃度が低く簡単に施工可能です。その理由は有機溶剤のコーティングだからです。
有機溶剤の含まれたコーティング剤は乾燥が遅く、塗り拭きが簡単で一般の方でも容易に施工できますが、効果は無機溶剤のガラスコーティングに比べて落ちてしまいます。

自浄能力が高い皮膜構造

ガラスコーティングは船や建物の外壁、フローリングなどにも使われています。自浄能力がとても高いため、雨が降った後はホコリなどの軽度の汚れであれば、ほぼ手入れせずとも綺麗になります。また、ガラスコーティングは優れた密着性を発揮しますので、アクセサリー、財布、パソコンにも施工することが可能です。
自浄能力が高いことで洗浄、クリーニングの頻度も軽減できるのが魅力の一つです。
※もちろん、洗浄、クリーニングが全く必要ないわけではありませんのでご注意ください!

ガラス系コーティングの特徴

先ほどお伝えした通り、ガラス系コーティングは有機系溶剤が含まれておりますので、コーティング剤の濃度が薄くなっているケースが多々考えられます。それは、コーティング被膜が薄くなる要因となります。そのため汚れが塗装面に浸透しやすく、紫外線や酸性雨による劣化が激しい傾向があります。ガラスコーティングを施工したんだけど半年で効果が無くなってしまった!といったようなこともガラス系コーティングが原因とも考えられます。 一方、ガラス系コーティングのよいところは施工が容易で、材料も安価な為、施工金額が安く手軽に施工することが出来ます。

ガラスコーティングの特徴

ガラスコーティングは無機系溶剤ですので、紫外線に強く塗装被膜を強固に守ります。 ガラス系コーティングに比べ、酸性雨にも強く、コーティング被膜も厚いので、汚れを塗装面に浸透しづらく、お手入れも楽になります。コーティングの濃度が高いため、施工が難しく、熟練した作業員と知識や設備が必要となります。量販店や個人では施工することが困難と言えます。

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