コーティングで金属アレルギー対策 2

アレルギー検査とは?

金属アレルギーなどの接触性アレルギーは、パッチテストで検査します。検査は、検査薬を付けたシールを背中や腕に貼って反応をみます。検査薬は、金、銀、ニッケル、クロム、コバルトなどです。
そして、費用は、保険適用が可能なため、3割負担の人は700円程度で調べられますので、一度テストを受けられればいいでしょう。

金属アレルギーにならない方法!対策とは?

アレルギーの人は金属を身につけない。
医者でどの金属が自分にとってかぶれるかパッチテスト(金、銀、プラチナなどの金属溶液をつけた絆創膏を皮膚にはって状態をみる)を行えば、そのかぶれる金属を使わないことで防ぐことができます。

ピアスは清潔に保つ!

最初のピアスは生傷の状態なので清潔さを保つことが重要です。しかし清潔を消毒と間違えて、消毒し過ぎ(特にアルコールなどの強い消毒液)でかぶれてしまい、さらに悪化させてしまうケースも多いようです。

素材の選択に気をつける

金、銀、プラチナは金属アレルギーになりにくい金属です。ニッケルなどの合金を使わない高品質な製品を使用することでアレルギーを起こしにくくなります。また、ピアス・ポストの長さが短いものをつけていると耳たぶを圧迫し、アレルギーを引き起こしやすくなります。
厚生労働省の調査によると、アクセサリーなどによる皮膚トラブルで一番多いのは、アレルギー性接触性皮膚炎で、その原因の約80%は金属だといわれています。しかし、銀には毒性が無く、あらゆる面で非常に安全だと言われています。食器や歯科用の義歯などに銀が使われているのはそういった理由からです。
純度の高い銀がアレルギーの原因になること非常に少ないと言えます。

どうしてもアレルギーの金属をつけたくなったらガラスコーテイング

ガラスコーテイングの特徴として、施工することにより無機物のガラス膜を表面に形成するため、製品の表面が本来の成分とは違うものになります。
このため、金属、シルバー、アレルギーの方などに取っては大変メリットのあるツールになっています。
溶剤の主成分であるケイ素化合物、ジブチルエーテルが水分と反応することで下記画像のように1層辺りの厚さ300~800nmの無色透明のガラス膜を形成します。

 

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