スマホコーティングって何?
スマホコーティングとはスマホの液晶表面に特殊な溶剤を塗り込むことで液晶本体が傷に強くなったり触り心地が滑らかになったりする技術のことです。
強度もガラスフィルムより強く見た目の変化がほとんどないことから、
フィルムに代わるスマホ液晶の保護技術として注目されています。
スマホコーティングのメリット
・傷や割れに強い
・気泡が入らない
・見た目の変化がなくスタイリッシュ
・カメラ部分や側面までも保護できる
・指紋などの汚れが付きにくい
スマホコーティングのデメリット
・持続期間がある
・割れると液晶本体まで傷が入っていることが多い
・保護フィルムより高い
スマホコーティングの中にもガラス系コーティング・ガラスコーティング・フッ素コーティングの主に三種類があります。
01ガラス系コーティング
被膜が柔らかく、油脂成分が多い事から、ワックスをかけたような光沢が出たり、水のはじき方をするものの、それを長時間持続させる事は難しく、定期的なメンテナンスや再施工が必要となります。また、摩擦に弱く摩擦が多い箇所ではすぐ剝がれてしまう場合が多いです。
車のコーティングなので使われることが多いですが、毎日触るスマホにはなかなか向かないものになります。親切な業者はガラス系コーティングと明記してますが、最近はガラスコーテイングと混同されることが多く安価に作ることが可能なため、価格表示が安いことが多いです。
02ガラスコーティング
紫外線に強く、摩擦に強いため、塗装被膜を強固に守ります。 無機質のガラス、シリカのみで構成されており、値段が高価です。ガラス系コーティングに比べ、酸性雨にも強く、コーティング被膜も厚いので、汚れが塗装面に浸透しづらく、お手入れも楽になります。コーティングの濃度が高いため施工が難しく、ムラになりやすいです。特に黒色の金属部分に施工する場合、熟練した作業員と知識と設備が必要になります。量販店や個人では施工することが困難と言えます。
03フッ素コーティング
おなじみiPhoneの初期装備ともされており、有機溶剤になります。安価で簡単に施工でき、ワックスをかけたような光沢がでます。フッ素の作用により撥水性がたかいため、指紋なども付きづらくなります。しかし、摩擦に弱い、また紫外線に弱いのがデメリットになり、使用頻度のおおいスマホやタブレットだと摩擦で簡単に取れていきます。取れてきた感覚が、ガラス系コーティングやガラスコーテイングと違い指紋の付きやすさで判断できるので、再施工のタイミングはわかりやすいです。